思いのクセ

やらされ感 = 依存

人生の方向性を変えるとき
とても大きなエネルギーがいります。

これまで慣れ親しんだやり方を
手放さなければ
新しい方向に向かうことはできないと
実感しています。

1つを手放すんです。

すると、新しいものが手に入るんです。

両方とも持ったままで
次に向かうことはできないのだけれど

「どちらも手にできるのでは?」と
思ってしまう。

でも、その考え方が
迷いを生み出し
どちらも中途半端になるから
結局、何も手に入らない!

こういう時、
自分は「絶対にこれだ」と
決めるのがすごく難しいです。

だから、同じ迷いを繰り返して
いるんですね。

望む人生を歩めないのは
心のブレーキが作動しているから。

そのブレーキにはメリットがあり
幼い頃からずっと持ち続けているもの。

ずっと持っているから
それがブレーキになっていることにも
気づけません。

「私のために
私が必要としているだけ
しっかり時間をつくって尊重してもらいたい」と
思っている人。

こういう人は
一緒にいてくれないことに対して
不満を感じるのに
しつこくされるとうっとうしさを感じます。

都合のいい状態の時だけ
一緒にいて欲しい、というのは
当たり前すぎて
自立をさまたげていることが
わからないままなのです。

これらに気づくとき
幼い頃からのメリットを
手放すことができるのです。

でも、かまってもらえるメリットを
手放すと
思い通りにしてもらえなくなりますから
自分の面倒を自分でみなくては
いけなくなります。

だから手放したくないんですね。

自由になりたい
自立したいと思うのに

過去のメリットを
捨てることができないのは

大人になりたくないと
足踏みしているようなもの。

でも、それをどうにかしたいなら
先に捨てること
まずは手放すこと。

過去の延長線上にある
古い考え方は
今のあなたには役に立つどころか
ブレーキになっています。

そのことに気づき
不要な考え方を
捨てることができれば

カラダが疲れにくくなり
朝の目覚めが良くなります。

心のブレーキがなくなると
カラダに変化が起きてきます。

ところで
なぜ疲れるのか、わかりますか?

それは、
「受け身」でいるから。

つまり
「やらされ感」で生きているから。
だからとても疲れるのです。

ということは
今までの人生をずっと
他人のために生きてきたということ。

仮の人生だったということ。

誰かのせいにしてきた人生を
自分のために生きると決めると
エネルギーが戻ってきます。

あんな風になりたくない!と
親を否定していると

親がしてくれたことが
自分の人生で実現できなくなるんですよ。

なぜかというと
親を否定しているということは

もし自分が親と同じことをしたら
自分で自分を否定することになるから。

これが
自分のエネルギーを奪っている状態だし
自分で自分を牢獄に入れているということ。

本当に疲れるし
もったいないことです。

「親に甘えられなかった」
「子供らしくいられなかった」

この思いから離れることができたら
本当の自由がやってきます。

これまでは自由と引き換えに
甘える自分でいたんです。

依存を手に入れていたから
自由が手に入ってこなかったのです。

自由が欲しければ
依存をやめて自立への道を目指しませんか?

かまってもらうとか
面倒をみてもらうという依存をやめると

人生は自分がコントロールできるように
なります。

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