セルフ・コンパッション

自分のことが好きですか?

長らく自分を避けて生きてきました。

いえ、正確にいうと、自分のことが
大嫌いで、自分の名前も大嫌いという
ことだけははっきりと認識していました。

なぜ自分が嫌いになったのか、当時は
まったくもってわかりませんでした。

「受け入れることができない自分が
いる」のは残念なことだし、それは
変えられないことと思っていました。

でも「自分を受け入れることができない」
ことが、どうやら私の人生を支配して
いそうだと薄々気づいていもいました。

これには長い歴史があります。

★★★

10代の頃から自分を好きになれず
そのまま大人になってしまったのです。

「自分が大嫌いとは何なのか? 
いったい私に何が起きているのか?」

このフタを開けてしまったら、そら
恐ろしいものが飛び出してくるのでは
ないかという恐怖を感じていたのだと思います。

そうやって自分に向き合うことを避け
30代まではお茶を濁してなんとか
生き延びてきましたが

40代になって、これ以上避けつづける
ことは人生を後悔することになるだろう、

もう逃げも隠れもせず直視するしかない!
というところまで追い込まれました。

これは振り返れば、大いなるものから
の最後通告だったろうし

私の命もどこか深いところで降参を
受け入れていたのだと思います。

もう、人からなんと思われてもいい。

自分が自分をあきらめたら、それで
すべてが終わりだと思いました。

それほど、私が何か悪いことでも
したの? というくらいに人生が花開かない。

(ここではその詳細は割愛します)

一生懸命に仕事を頑張り、役に立てる
人間になるように努力していたのに

巡ってくるのは嫌なことばかりに
なっていきました。

好きではないこと、苦手なことを一生懸命
に頑張る努力はとても苦しいものです。

とはいえ、本人は必死なので気づけません。

恋愛でも、会社人生でも痛い目に
合って、もがき続けていました。

そして無意識が「おまえ、もういい
加減にまずいぞ!」と知らせてきたときに

出会った何人かの先生や仲間に手伝って
もらって、やっと見えてきた自分という人間。

それは、恐れに支配された
一人の幼い子どもの姿の自分でした。


ただ言えることは、起こるべきことが
起きていたということです。

だから、すべてが順調に運んでいたと言えます。

その全体像が見えるように、自分の
内面を整理していけば何も怖いものはありません。

人生が花開かない原因は、つまるところ
「良い子でいた」ことでした。

驚いたことに、自分が「良い子」だなんて
これっぽっちも思ったことはありません。

自分が認識している自分は、あてに
ならないものですね。

人のことはよく見えるのに、自分の
ことは本当に見えないものなのです。

一見、自分勝手に見えて自己主張が
激しい人たちの方が、自分に誠実なんですね。

そのような人を心の中で批判していた
自分は、どこかで羨ましさを抱えながら

でも、私にはあんな風にはできない
と思っていました。

そう思わせられてきたものを突きとめ
ていくと、良い子の鎧をおろして
いけるようになっていきました。

そして、自分を受け入れていくと
自分に対するイメージも自然に
ポジティブなものに変わっていき

必死になって頑張ったわけではない
のに人生にうれしい変化が起きつづけ
今もその変化の中にいます。

★★★

これを読まれているあなたは
どうお感じになったでしょうか。


もし、思い当たることがあるようでし
たら、一度立ち止まって自分を観察
してみる価値はあります。

これから先の人生に良い影響を
起こせる可能性があるからです。

それほど「自己イメージ」は
長期的に人生に影響を及ぼしています。

それから、一つ大事なことを
お伝えしておきますね。

「良い子でいることは、自覚もせず
自ら選んだことでもない」ので

ご自分を責めるような思いは不要ですし
そんなことはしないでください。

もし、このことについてご興味がある方は
こちらでお話を伺うことができます。

新しい風を呼びこむきっかけに
できたらいいですね。

ココナラ 電話サービス

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