ストレスや疲れを一掃する方法
「良かれと思って言ったのに
反発された。」
「どうしよう。」
「言わなければ良かった。」
その場を立ち去っても
その出来事をずっと考えてしまう
そんなこと、ないですか?
心のもやもやを解決する秘訣として
「カラダの感覚を意識する」という
やり方があります。
これは、ストレスや疲れが溜まった
心をリフレッシュするために
抜群の効果があるのでおすすめです。
この方法「感覚を意識する」は
瞑想の世界では「マインドフルネス」
と呼ばれています。
心の状態をよく見ること
意識すること、です。
そうすることで心は静まり、
深い落ち着きと集中が
可能になります。
この習慣を持つと、日頃のストレス
や怒り、落ち込みや心配などの
「ムダな反応」をおさえることが
可能になります。
では、「カラダの感覚を意識する」
とはどういうことでしょうか。
1、まず、1人になれる部屋で
椅子にすわり、目を閉じます。
そして自分の手を心の目で
「見つめて」ください。
闇のなかにも「手の感覚」があり
ますよね。
その手を心の目で「見つめながら」
上に挙げてください。
「動く感覚」があります。
このとき、「手の感覚がある」
「手の感覚が動いている」と意識
します。
手を肩のあたりまで挙げて、ゆっく
りと元の場所まで下ろします。
その間も目をつむったまま
手の感覚を「見つめます。」
2、今度は、手のひらを上に向けた
状態で、太ももの上に置きます。
そこで手を握ったり、開いたり
してみます。
「手を握ると、このような感覚が
生まれる」
「手を開くと、このような感覚が
生まれる」と意識します。
これも、しばらくやってみます。
3、次は、椅子から立ち上がって
みましょう。
カラダの感覚を「見つめながら」
ゆっくりと立ち上がります。
歩くときは、動く足の感覚
特に足の裏の感覚を「見つめな
がら」ていねいに歩きます。
こんな感じで
「カラダの感覚を見つめる」
ように心がけていると
「感覚を意識する」
「よく感じ取る」ことの意味が
実感としてわかってくると思います。
同じ要領で、鼻で呼吸をしながら
吸ったときの「お腹のふくらみ」、
吐いたときの「お腹の縮み」や
「鼻先を出入りする空気の感覚」を
感じ取るようにします。
こうして、日頃動かしているカラダ
の「感覚」をよく意識しながら
感じ取るようにするのです。
あとひと踏んばり集中したいとき、
気持ちを切り替えたいときに
試してみてください。
忙しい日々の中、1分間でも実践し
てみると、きっと良い変化を実感
できますよ。