自分の可能性に気づく

何か問題や矛盾に直面した時、心の中で
自分自身に「そんな事はやったことが
ないし…」とつぶやく癖があったとします。

その場合、1つだけ確かなことがあります。

あなたにそれは絶対できないということです。

心の中で「できない」とつぶやいた瞬間に
それは現実になってしまうのです。

「私にはできない」とか、「やったことが
ない」ということが、自己予言になるからです。

ある状況に出会ったときに、こんなふう
にいう癖がある人は、自分の能力を勝手に
限定してしまっていることになります。

しかし、自分に何ができて何ができない
かは、やってみなければわからないのです。

たとえ自分が何をどうやればいいのか
よくわからなくても、また自分の能力を
心の中では疑ってはいても

とりあえず遊びのつもりで
何か新しい方法で問題に取り組んで
みるときっと驚かれるはずです。

自分の本当の限界と言うものは
わからないのです。

しかし、あなたの信念や態度や
考え方や感じ方は、いつもいろいろな
理由をつけて、

新しいものへの挑戦をあきらめさせよう
としたり、リスクを避けさせようとして
いるのではないでしょうか。

このように、可能性を追求しないで
あきらめてしまうと、問題の領域を

全体性という視点から見ることが
できなくなってしまいます。

そして、あなたの学ぶ能力や成長する能力
自分の人生を変える能力などは
無理矢理限定されてしまうのです。

痩せたい、禁煙したい、怒鳴らないよう
にしたい、もう一度学校に通いたい
自宅でビジネスを始めたい

失意のどん底でも何とか生きていく道
を探したい、あるいは、人生の岐路で
自分のとるべき方向を探したい

などと思ったときに
あなたの物事に対する見方
自分の能力に対する信念

そして、人生そのものに対する信念
といったものが大きな役割を果たすのです。

私たちの信念や態度、考え方、感情
といったものは、私たちの健康にも
大きな影響を及ぼすのです。