不安という感情を払いのけない

他者にとって容易なことが、
私にとって非常に困難なこと。

そういうことって、ありませんか？

わたしにはありました。

例えば、人との関係です。

恋愛や結婚も、人との関わりのベースは
信頼関係を継続することです。

なぜ私にはできないのだろう。

自分には何が足りないのだろう。

いつもそんなふうに思っていました。

人生の中で実現したいことがあるのに
思うような結果が得られない。

チャレンジしても、同じような
望まない結果になる。

そのうち、私にはできない
私には向かないと
無意識に思うようになり

そして、あきらめてしまう。

自分にはもう関係のないこととして
望みを忘れようとする。

でも、一度きりの人生を
そのままにしたくないのなら

幸せになることを止めている
「心のブレーキ」があなたの中に
あると気づけたら？

そのブレーキを少しずつ緩めて
いけたらいいですよね。

落ち着いて、冷静な状態になると
初めて見えてくるものがあります。

ヨガでは、客観的に心を観察します。

それは、サンスクリット語で
スヴァーディヤーヤという自己学習。

肉体的、感情的、精神的な状態を
中立的に知ることです。

もし人生に、希望や可能性を見い
だせず、不安に感じているなら

不安を払いのけるのではなく
感情的な状態を観察する方法があります。

意識や注意を集中して
初期の不安を察知できるとき

不安に反応する前にいったん
立ち止まることができるのです。

そうなれば、自分の本当の
気持ちを押し込めたりせずに

その望みに沿った考え方行動のしかたを
自分自身で選択することができます。

まだ出会ったことのない
あなた自身に出会えます。

その可能性は、あなたがあきらめさえ
しなければいつでもそこにあります。