思考パターンが健康に影響する

人の思い込みや考えは、無意識のうちに
人々のあらゆる行動に影響を与えています。

そして、良い影響か悪い影響かは
別としても、健康にも深い影響を
与えているのです。

私たちの思考パターンは、自分自身に
ついて、世界と自分の関係について
認識する方法を規定しています。

私たちは、一人ひとりが独自の思考
パターンで、物事が起きた理由を考えたり
説明したりしています。

また、何かを行う時や選択をするときに
基準になるのも、この思考パターンです。

これは、自分の能力に対する自信
にも影響を与えます。

また、世界と自分との関係について
あなたが持っている信念の中心に
なるのも思考パターンです。

この思考パターンは、自分の能力を
信じる力にも影響があることが
明らかになってきました。

「自分にはいったん決めたことを
続ける能力がある」という強い自信を
持っているかどうかは

何か行動を起こすときに真っ先に
問題になってきます。

新しいことや今までとは違うことに
取り組もうとしたときに

簡単にあきらめたりせずに努力
できるかどうか

また人生の大事な場面を
ストレスに押しつぶされずに
切り抜けられるかどうかは

ひとえにこの自信の強さに
かかっているといえるのです。

逆に自信がない人たちは、誰にでも
ある不安感や息切れや疲労感を

「カラダが悪化している兆候ではないか」
と誤解してしまうことがあります。

しかし、自分に自信のない人でも、成功感
を味わえるような体験をすることによって

自信を育てることができるという結果も
出ています。

それは、一旦は仕方がないとあきらめて
いた人生を、もう一度取り戻す能力が
自分にはあると感じられるようになるからです。