思いのクセ

ねばならない = 孤立

「ひと様に迷惑をかけてはいけない」

あなたは、親からそう言われて
育ってきませんでしたか?

会社員になってからも

「同僚に迷惑をかけたくない」

「他の部署に迷惑をかけたくない」

と、知らず知らずのうちに
自分でかかえこんでいくのです。

自分のことは分からなくても
人のことならどうですか?

仕事はできるけれど、何となく
近づきにくい人がいると思います。

「私は、きちんとやるべきことをやるから
迷惑をかけないでほしい」

というメッセージを
カラダ全体で発している人です。

でも、

これって、結構、苦しい生き方だと
思います。

なぜって

「常に、きちんとしていなければならない」

という強迫観念で自分を縛り

それを強要するような雰囲気を
漂わせていることが多いから。

私もかつてそうでした。

きちんとしようとするあまり、
周りが目に入らず
表情の怖い人になっちゃったぐらいです。

だから、あなたの気持ち
はわかります。

本人は必死なんです。
ちゃんとしなければ、と。

そう、「ちゃんとしなければ」
と構えるあまり
助けてと言えない。

自分で何とかしないと、
周りから批判される。

批判は、自分が全否定される
とてもつらいこと。

そう信じ込んで

自分が批判されないように

自己防衛の根拠探しに
夢中になることがあります。

自分を評価し、周囲へ目配りし
自分にも他人にも厳しい生き方に
なっているのです。

そして、多くの場合、

「ちゃんとする」会社員である自分
を基準にするあまり

他の世界にいる人が
「ちゃんとしていない」ように見えてしまいます。

家族や友人・知人に対して
厳しい目で見てしまったりするものです。

「あなたは、気楽でいいわよね」と。

自分の人生を「ねばならない」で
縛り上げると、自由がなくなっていきます。

本当にやりたいことを見ないようになります。

そして、「ちゃんとしておく」ためには

「ねばならない」という姿勢によって
自分の心を保つようになるのです。

「ねばならない」が自分を支えて
いることは確かですし

それが悪者ではありません。

でも、無自覚でしていることが
自分だけでなく、周りの人をも
追い詰めることになりかねません。

だから、自分が作り出している
「ねばならない」を
まずは、1つでいいので気づいてください。

簡単にやれそうなことで構わないです。

「ねばならない」を手放していけば
もっと生きやすくなります。

やらなければならないことで
消耗するだけでなく

やりたかったことにもエネルギーが
回り、人生が豊かになります。

それは、本当にやらなければならない
ことですか?

そうでないなら、ストップしてみる。

それは、本当に「あなたが」
やらなければならないことですか?

そうでないなら、依頼してみる。

ちょっと考えてみれば
「ねばならない」と思っていたことが
案外、重要ではなかったと気がつくはずです。

人は急には変われません。
でも、
意識していけば
少しずつ、変わることができます。

―――――――――
自分の人生を取り戻す。
―――――――――

生きたい人生を生きるために
少しずつ変えられると信じること。

人生に
正解はありません。

リスクをとってやってみれば
変化が起きることがわかります。

あなたには、どんな「ねばならない」
がありますか?
ぜひ、考えてみてください。
そして私に教えてください。

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